東海道と中山道を歩いて気づいた東京のにおい

中山道を日本橋から京都まで半年間、のべ17日かけて歩きました。

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東海道の時は通しで歩きましたが、中山道は週末を利用しながら数回に分けて歩きました。

最後は関ヶ原から京都まで3日かけて歩きました。

草津から京都までは、東海道と重なるので、昨年のこの時期に東海道を歩いた時を思い出しながら、歩きました。

歩くスピードで見た景色というものは、脳の中に残っているもので、その場に立つと、昨年の情景と見事に重なります。当然のことながら全てが見たことのある景色で、次はこうなると全てわかりながら歩くことになります。

先程新幹線で東京に戻ってきましたが、感じたのが東京のにおい。匂いではなく、臭いでもなく、なんと言えばいいのでしょう、街のオーラのようなもの?。ムードといったもの?なんと表現していいのかわからないのですが、東京の街全体がある一定の価値観で大きく包まれているような感覚を覚えました。

例えば、街道の田舎道には無いもの。日本の99.9%の街には存在し得ないもの。

しかし、私たちの国は、この東京の価値観で、世の中全体が回っている感じ。

今日からまたその一部となってその流れの中に進んで浸かっていくのですが、のんびりと田舎道を歩いているときの感覚を失いたく無いと、なんとも言えない気分で、もがきながら夢から覚めるときのように、東京に馴染もうとしています。

馴染むといっても、生まれも育ちも東京なので、それ以外の感覚は持ち得ないのですが、そんな無い物ねだりをしたくなる時間が、東京以外の街にはあるということを、99.9%の地域に住む人たちには、気づいて欲しいと思います。

この感覚あと1時間もすれば失われるような気がするので、ちょこっとここにメモしました。