東海道五十三次 靴はどうすればよいか

 

靴が最重要

 東海道五十三次を歩く上でもっとも重要なのは、靴だ。結局の所、靴の状態によって、体の各部に影響が出てくる。私の場合には、ハイカットのトレッキングシューズで歩き始めて、それを途中でローカットの軽量のトレッキングシューズに履き替え、腰痛になって以降は、ジョギングシューズにした。

 今回の行程では半分近くの日で、雨が降ったため、途中で防水のトレッキングシューズに変更したことは、選択としては非常に良かった。しかし、クッション性でジョギングシューズのようなわけには行かず、腰痛がひどくなってから、最後は雨を諦めて、ジョギングシューズにした。

防水ジョギングシューズがあればそれがベスト

 そもそも、最初からジョギングシューズにしていれば、マメも出来ず、歩き方も変わらず、雨には濡れたものの最後まで問題が発生しなかったのかもしれないと、思わないこともないけれど、それは今となってはよくわからない。

 しかし、実感として、靴の選択が、体の各所の痛みを引き起こすことは間違いがないと確信を持って言える。なので、実際に東海道を歩くことを決めた方は、靴選びにはくれぐれも慎重になった上で、早めに足を慣らすことをお勧めする。

防水靴下

 京都で雨の日のために、防水靴下というものを見つけて購入した。実際に使うことはなかったので、使用感はわからないが、ジョギングシューズで行く場合には、一つ購入しておくと良いかもしれない。

 しかしながら、もしも次に中山道を歩くときには、ジョギングシューズの中でも、防水スプレーが有効に作用しそうな、メッシュ生地ではないタイプのものを選ぶかもしれない。

 ジョギングシューズが良いのは、そのクッション性はもちろんだが、長距離走ることに耐えられるソールが使用されており、耐久性も兼ね備えているからだ。慣れた靴を途中で変えなければならないことは、マメの原因になりやすい。出来れば最後まで同じ靴で歩き通したほうがリスクは減る。

 

 

東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ

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