2拠点生活 デュアルライフのすすめ
目次
実家だってデュアルライフの拠点になる
別荘と聞くと敷居が高く感じますが、二拠点生活と考えれば、身近に思えてきます。
地方都市から上京した人であれば、地元に実家があることでしょう。日頃、実家へ帰ることは少ないかもしれませんが、時々帰るのであれば、これも二拠点生活と言えます。
二拠点生活の良さは、生活のリズムを切り替えられること。
日頃忙しく都会で過ごしている人は、目まぐるしい分刻みのスケジュールの中で生活している事が多いでしょう。
日頃住む自宅から、違う別の場所へ移動するだけで、自分自身の意識が変わります。
場所を変えるだけで、移動した場所独自の時間が流れ始めるから不思議なものです。
私には、週末を過ごすことの出来る場所が、二箇所ありました。
妻の実家の舞浜と、別荘のある新潟県湯沢町の苗場です。
シーサイドリゾートの舞浜とマウンテンリゾートの苗場。それぞれに楽しみがありました。
シーサイドリゾート舞浜
妻の実家が、ディズニーランド近くの舞浜にあったため、子供の学校行事がない週末には、よく舞浜の妻の実家を訪れました。
都内からディズニーランドへ行くことは可能ですが、舞浜の家に泊まりながら、ディズニーランドへ行くことには、また別の楽しみがあります。
歩いてすぐの場所にありますから、気軽に出かけることが出来ます。
小さな子どもたちを連れていても、歩いて帰ることが出来ます。
子どもたちが疲れたり、眠くなっても、大丈夫。いつでも帰ることが出来ます。
帰りの高速道路の渋滞や、電車の混雑具合の心配をすることもありません。
とは言え、滞在する度に、毎回毎回ディズニーランドへ行くことはありません。
でも、近くにディズニーランドがあるというのは良いものです。舞浜駅の近くを通るだけで、魔法の国の雰囲気を味わうことが出来ます。
舞浜駅前のイクスペアリには、散歩がてら、良く出かけました。
都内に住んでいる人が、年に何度も舞浜まで出かけることはないと思います。
よほどのディズニー好きでなければ月イチで通うこともないでしょう。
夏休みには子どもたちだけで、舞浜に泊まることもありました。
夕涼みにイクスペリアへ行く事ができたのは、舞浜に家があったからと言えます。
夜八時になると、ディズニーランドの花火が打ち上がります。ディズニシーの花火も見えます。そんなときには窓のカーテンを開けて、花火の音を聞きながら、夕食をいただくのです。
自宅から車でわずか一時間ほどの距離ですが、おかげで、ずいぶんと楽しい週末を過ごすことが出来ました。
マウンテンリゾート苗場
舞浜の妻の実家と同じくらいの頻度で通ったのが、新潟県湯沢町の苗場にあるリゾートマンションです。
こちらは時間にして、東京から約二時間半。大自然の中のリゾートです。
苗場は冬のスキー場として有名です。
購入して十年ほど、子どもたちが中学受験を迎えるまでは、毎年年末年始を苗場で過ごしました。
その後、子どもたちの受験が毎年発生するようになり、冬の苗場からしばらく遠ざかりましたが、私が冬と同じくらい気に入っていたのが夏。
冬の苗場はスキー客で大混雑しますが、夏は驚くほど人が少なく、快適です。
夏の気温は常に二十度台で、エアコンいらず。お盆などのピークシーズンでも、別荘であれば夜中に移動することが出来るので渋滞を避けることが出来ます。
夜の十時過ぎの関越自動車道は、軽井沢方面と湯沢方面へ向かう車が、渋滞するほどではありませんが、かなりの数流れていきます。メルセデスやBMWといった高級車が、手慣れたハンドルさばきで、夜の関越を疾走します。
軽井沢のような著名な別荘地は、観光客が多く、夏休みなどは外を出歩くのも嫌になってしまいますが、湯沢や苗場のような場所では、そのようなこともありません。
温泉に入ったあと、越後湯沢の駅前をぶらぶらと歩いたり、苗場プリンスホテルの周囲を散歩したり、のんびりとした休日が楽しめます。
充実した都心と海と山の三拠点生活
こうして振り返ってみると、わが家の場合は、三拠点生活でした。
舞浜でのお楽しみはディズニーランドやディズニーシー。
舞浜駅前のイクスペアリでのショッピングや映画鑑賞。ディズニーランド周辺のホテルでの食事など。
中でもおじいちゃんやおばあちゃんと過ごす時間は、子どもたちの最大の楽しみだったことでしょう。
舞浜周辺は海風を感じることのできる、身近なリゾートでした。
一方の苗場は、マウンテンリゾート。
冬はスキー、夏はトレッキングや川遊び。
苗場プリンスホテルでの食事や、プリンスホテルの夏のアトラクション。
枯れ枝や枯れ葉を使って工作をしたり、池で釣りをしたり、自然観察のコースなどもありました。
八海山、苗場山、三国山などへのトレッキングは家族みんなで楽しみました。
山の自然まるごと楽しめるのがマウンテンリゾートの苗場。
子どもたちも大人になって、今後は夫婦二人の時間をどう楽しむかを考えています。そんなとき、自宅の他に別の拠点があるというのは、良いものです。
今度行くときは、何をしようかと、いつも頭のどこかで考えています。
あなたもぜひ、そんな楽しいデュアルライフを楽しんでみてください。
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