快適な香港の空港でミッションインポッシブル フォールアウト。日本の空港2020は大丈夫かな。

    今週月曜日の深夜、香港の空港で最新作ミッションインポッシブル フォールアウトを見ました。日本国内は今週から公開だったのですね。先ほど新聞を見て気づきました。

    日中の時間帯であれば、空港へ二時間くらい前に着いて、チェックインをしたらそのまま搭乗口へ向かう、というのが通常のプロセスと思います。ところが、今回の香港旅行は、格安ツアー。最終日は朝ホテルをチェックアウトした後、飛行機の出発は翌日の午前二時。つまり丸一日近くありました。

    日中は暑いので、涼しい博物館を二つはしごしました。午前中に一つ。午後に一つ。その後、博物館の近くにあった街中のデューティーフリーショッパーズで買い物を済ませようかと思いましたが、中国大陸からの観光客でごった返しており、香港旅行の主役は今やすっかり中国大陸の方々となり、そこに日本人の影も形もないことだけを確認して、早々に退散。ホテルに荷物を取りに戻りました。

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    外国は普段暮らしている国とは違うシステムで運営されているので、慣れるまでは電車に乗るのも、買い物をするのにも、失敗がつきものです。乗り過ごしたり、降りるところを間違えたり。具体的な買い物や、町歩きなどもせず、何をしていたというわけではありませんが、結局空港に着いたのが、午後七時前。

    空港へ向かう途中、空港のホームページを検索しているときに見つけたのが、空港にある映画館。午後七時からミッションインポッシブルが上映予定。日本でも見ようとは思っていましたが、混雑すること必至。ここで見なくていつ見るのだ、ということで、上映開始十分前に、旅行バッグを抱えたまま、映画館へ入りました。なんと、さすが空港の映画館。通路側の席にはトランクが三つくらい置けるスペースが各列にありました。

    字幕が中国語なので、英語がよくわからないところも、漢字表記でなんとなくわかります。文法の語順も英語に似たものなので、日本語表記よりもかえってわかりやすいような気もしました。

    映画が終わって時計を見てみれば、もうすぐ午後十時。出発まであと四時間。その後、プライオリティークラブのラウンジに移動してシャワーを浴びて、ゆったりとくつろぎました。チェックインしたあと、出国審査を終えたところにあるラウンジは一般的ですが、香港は出国前、航空会社のチェックインカウンターの手続き前にもあり、利用できて便利です。

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    成田空港や羽田空港の場合、空港の中で有意義な時間を過ごせる場所はあるのでしょうか。小さなお店はいくつかありますが、どれも小規模。日本の空港も、もっとエンターテイメントの要素を取り入れた方が良いと思いました。

    シンガポールカタール、香港と国際ハブ空港をここ数年で回りましたが、日本の空港は明らかに東洋の外れの田舎然とした存在になっています。日本の存在をもっとアピールできる空港づくりが課題だと、2020年の東京オリンピックを前に感じました。

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