週三日勤務、週休四日制で働いてみる

私が記憶するに、子供の頃、父は土曜日も仕事に出かけていました。いわゆる半ドンというやつで、午前中会社で働き、午後になると帰ってくるのです。

いつの頃からか、土曜日も休みになりましたが、私が就職活動をしていた二十数年前、新聞社はまだ土曜も出社していたと、記憶しています。

代わりに有給休暇は多かったようですが、当時の新聞社の人は、有給休暇を取るという人は、病気にでもならない限り、ほとんどいなかったのではないかと思います。

私が最初に勤めた会社は、有給休暇の他にシックリーブという、病気のときに有給休暇を使わずに休める制度があり、これはとても重宝しました。

一般的な会社の場合、有給休暇は年に二、三日は最後までとっておかないと、病気になったときに困るという計算が働きますが、病気休暇制度があると、全部使っても全く困りません。

おかげでみなさん、有給休暇が溜まりに溜まって、常に40日をキープして使っても使っても減らない、という悲しい悲鳴を上げているようです。

さて、週三日勤務で働き始めてみたのですが、心地よい日数は何日か、ということを最近考えています。

街道歩きをしたいもので、火曜、水曜、木曜に出社するということにしていますが、今のところは業務に支障をきたすことはありません。

しかし、今後同僚が辞めたりすると、とたんに仕事が回らなくなるという事態に陥り、結局通常勤務に戻らざるを得ない、ということになるやもしれません。

給料はというと、週三日分。つまり60パーセントに下がりました。

それで生活ができるのかと言われると、ギリギリでなんとかなる程度なのですが、最近はお金よりも時間の方が大切なので、十分満足しています。

週三日の場合、社会保険に加入できなくなるというのがネックでしょうか。大企業の場合には、会社が認めれば、それでも加入できるようです

中小企業でも月15日以上勤務すれば、社会保険にも加入できますが、月15日というと、週休三日、つまり週四日勤務となります。

三日と四日の違いはかなり大きく異なりますので、選択する場合には、検討が必要であると思います。

さて、実際に週休四日で勤務しての感想は、週の初日がきつい、ということがあります。

特に嫌いな仕事ではありませんが、満員電車に乗って一時間半もかかる場所へ通勤しているせいか、朝の満員電車が苦痛です。

それでも、火曜日さえ乗り切れば、水曜、木曜は惰性で通うことができるようになります。

そして4連休をすごし、また火曜日になるというわけですが、この週始めの1日目のスタートは毎回きついものがあります。

休日の過ごし方といえば、特に何をするわけでもなく、時々歩きに出かけたりはしますが、毎週というわけではありません。

金曜日は美術館へ行ったり、すいた観光地を巡ってみたり、土日で混雑している場所は、平日に行く、というパターンとなっています。

妻は平日五日出ていますので、平日の夕食は夫である私が作ることに、自然な流れでなっていますが、料理をつくることは嫌いなことではないので、いつも自分が食べたいものを作ることにしています。

仕事で困るのは、いない間に重大な事件が起きた場合に対処できない、ということです。

そのため、電話とメールをチェックするためのスマホを持たせていただいていますが、今までのところ、特に困ったことは起きていません。

ただ、絶対的な勤務時間が少ないので、業務量をよみ間違えたり、突発的な仕事が入ってくると、休日前夜の木曜日などは、夜遅くまで一人で残ることはあります。

残業代は出ないので、できるだけ早く帰りたいとは思うものの、終わらせないと四日先まで仕事が先延ばしになるというプレッシャーがあり、帰ることができない、ということはあります。

一部IT企業では全社的に週休3日制を導入するというニュースを目にもしますが、結局休んでいても仕事に関する本を読んでいたり、仕事のことを考えていたりもするので、かえってじっくりと仕事のことを考えられる時間となり、思ったほど遊び放題にはならないような気がします。

給与を同額支払うのであれば、別ですが、減額して支払うのであれば、週休を増やした方が、業務に関する本を読んだりする時間を確保した上で、給与を支払わなくてもすむ、ということになるので、企業側にとっても、案外良いかもしれません。

今週末は中山道の続きを歩くつもりでしたが、西から東まで日本中雨なので、断念することにしました。

私の場合、たまたま理解ある上司のおかげでこのようなことができていますが、もっと多くの人たちがこのような生活ができるようになると、良いのにな、と思っています。

さて、そろそろ夕食の準備に入ろうかと思います。スーパーへ行って材料を買ってくることとします。