歩く 東海道五十三次 9−2 準備 スケジュール 三島ー吉原(新富士)ー府中(静岡)ー島田(大井川)ー掛川ー浜松

 

 下調べを始めて、最初に戸惑うのは地名だ。吉原、と言われてどこだかわかるだろうか。江戸の吉原を思い浮かべる人が大半だろう。吉原は、富士市の海沿いにある。

 江尻、府中もわからない。江尻は清水のことで、府中は静岡だ。東京の人なら、府中と言えば運転免許試験場だ。静岡などとは思わない。

 江戸時代の記録を見てみると、この間、沼津、江尻、金谷、浜松と泊まった記録がある。金谷は大井川の西側の宿だ。京都から江戸へ向けての記録だったかもしれないが、いずれにしろ、これくらいの間隔で泊まり歩いていたようだ。

 私は、三島、吉原(新富士)、府中(静岡)、島田(大井川)、掛川、浜松とした。二箇所も多い。三島と新富士が三十キロ。新富士と静岡が三十九キロ。静岡と島田が二十九キロ。島田と掛川が十七キロ。掛川と浜松が三十二キロとなっている。こう書くと、それほどサボっている感じはしない。

 泊まる場所は、ホテル事情に左右される。日本橋から箱根湯本までは、一日二十キロペースだったが、三島から一日三十キロペースに上げてみた。三島のあと、清水と静岡で迷ったが、静岡のほうが安いホテルが取れたので、そちらにした。

 静岡のあと次にホテルが取りやすい街は、工場の多い掛川になるが、そこまで歩くと四十七キロにもなる。途中どこかで泊まるところを探していたら、大井川の手前、島田に宿が見つかった。

 島田と金谷の間には大井川が流れている。江戸時代、大雨が降れば「越すに越されぬ大井川」となり、旅人は何日も足止めされたはずだ。資料館があるようなので、よく見てみたい。今では橋がかかり、何も考えずに渡れる大井川。足止めされた旅人の気持ちを、一晩、想像しながら味わってみたいと思う。

 掛川の次は浜松。この間三十二キロ。ちょうどよい距離と思う。

 実は、浜松は年に数回は訪れる。ここから山の方、すこし入ったところに祖父の墓がある。車で来るので、このあたりまでは時々したみちをドライブしながら走ることがある。なので、土地感もある。

 しかし、ここから先はよくわからない。車や新幹線では訪れたことはある。しかし、点として、知っているだけだ。線として、連続する風景の変遷をたどったことはない。 

 ここから先のスケジュールは、決めてはみたものの、まるで知らない世界。行ってみないことにはわからない。

 さてどうなることやら。

 

 

東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ

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