トランクルームの代わりのリゾートマンション
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トランクルームの市場が倍増
2022年2月3日付の日本経済新聞の記事によると、国内のトランクルーム市場が8年で倍増しているらしい。
店舗数はファミリーレストランの数を抜いて増えている様子だ。
言われてみれば、トランクルームは以前よりもそこかしこで目にするようになった。
特に都心部では、至る所で目にする。
東京の郊外などでは、広い家に住む人が多いと思われるが、それでも、トランクルームが増えている。
一戸建てが並ぶ東京練馬区にある我が家の近所でも、すぐに思い出せるだけで3つはある。
家が広いと余計なものまで買ってしまう。
そして捨てられない。
なので、最小限の部屋の大きさだけを確保し、必要なものだけ置いて生活するのが効率的だ。
ミニマリストとまでは行かなくても、使わないもののために、部屋の専有部分を使用するのは、もったいない。
在宅勤務のスペース確保
最近の増加傾向に拍車を掛けているのが、コロナ禍による在宅勤務の広がりだ。
在宅勤務を行うためのスペースを確保するために、あまり使わないものを、トランクルームにしまうらしい。
スキーやスノボーなど、冬にしか使わないもの。
スーツケースのような、時々使う大きなもの、などはトランクルームにしまっておきたくなる。
クローゼットの中は改造すれば、小さな書斎にできる。
押し入れなども改造すれば、寝室のように使うことができる。
滅多に使わないものは、必ずどの家にもあるものだ。
でも使う可能性があれば、とっておきたくなる。
思い切って捨てたものに限って、また使う機会が訪れたりする。
リゾートマンションをトランクルームに
私はリゾートマンションをトランクルームがわりに使用している。
もともと別荘として使っていたが、子供たちが大きくなって、利用する機会も減った。
毎月管理費や光熱費を支払っているだけなのはもったいない。
子供たちも独立して、部屋数を持て余しているので、狭い家に引越そうかと考えている。
長年住んでいると、家の大きさに合わせて、使わなくなったものが、家の隅々に仕舞い込まれていることに気づく。
そこで具体的に引越しを考えるようになって、断捨離を始めた。
毎週、粗大ゴミの申し込みをして、タンスやベット、本棚などを順番に捨て、7つくらいの本棚に積まれてあった本の、そのほとんどをブックオフに送った。
二拠点生活で思い出をリゾートに
リゾートマンションの一室は今、思い出の部屋となっている。
子供たちのアルバムや、子供の頃に使った思い出の品、文集などが置いてある。
なんでも持っていけば良いというものでもない。
不要なものを持って行く前に処分しておかないと、後で子供達が困ってしまう。
リゾートマンションそのものも、家族で過ごした楽しい時間の思い出がいっぱい詰まっている。
今後は夫婦で訪れた時に、まだ未整理のアルバムの整理をしようかと考えている。
電子ピアノも置いてあるので、妻は人目を気にする必要もなく、音も出し放題で演奏している。
家のすぐ近くにあるトランクルームも便利だが、別荘として使えるリゾートマンションは、トランクルームと別荘の良いところを併せ持っている。
おまけに最近ではテレワークも一般的になっている。
荷物を運ぶついでに、田舎の別荘でテレワーク、時々都心に帰る、なんて生活ができたら最高だ。