東海道五十三次一人歩き 準備 情報収集 地図とナビゲーション
目次
アプリと本を持つ
情報収集はネットを使ってするにせよ、いざ頼りになるものは何か。
ネットでの情報は読み切れないほどある。自分で検索して、自分の歩き方に合いそうな先人を探してみて欲しい。
ここではアプリと本を紹介する。
グーグルマップ
Gmailを利用して、楽天トラベルで予約したホテルの宿泊予約確認メールを受信すると、予約したホテルの予約内容が、グーグル・マップ上に宿泊日付とともに表示される。疲れ果てて、宿泊地に到着したとき、グーグルマップを開いてルート検索すれば、知らない街でも道を間違えずにホテルまで辿り着けそうだ。
iosマップ
アップルの標準マップも、最近は改良されているそうなので、併用するのも良いかもしれない。地図上、場所によっては、旧東海道の表示が入っている箇所もあり、ルートを確認するときには、グーグルマップよりも便利かもしれない。
アプリ 東海道五十三次 グランドベース社
アップルストアでアプリを検索してみると、「東海道五十三次」というグランドベース社製のものが見つかった。四百八十円するが、早速インストールした。
アプリなら、GPSで自分の居場所を地図上に重ねることができるので、歩いている時にルートを間違える心配がない。旧東海道は国道一号線とくっついたり離れたりしているので、可能な限り旧街道を歩きたいと考えている人には、必要不可欠なアプリだ。実際歩いているときに、本を取り出したりしまったりするのは大変。スマホの画面を見ていれば、GPSで自分の位置確認のできるアプリがあることは安心だ。できる限り忠実に旧東海道を歩きたい人には、大変役に立つ。
本
歩いているときには、アプリが役に立つが、出発前、事前に調べるなら、やはり紙の本がじっくりと読みやすい。
まず何はさておき入手したいのは、
「決定版 東海道五十三次ガイド」著者 東海道ネットワークの会21(講談社アルファ文庫)
見どころが詰め込まれているので、気になるところにマーカーで色付けしておけば、現地で忘れずにその場所を訪れることができるだろう。サイズも文庫本サイズで持ち運びしやすい。地図が少し引いたサイズなので、俯瞰したルートの全体像が見渡しやすい。ただ引いている分、詳細な記載はなく、いざ現地へ行ったときにこれでわかるか、多少心配なところはある。
私は古本で購入したが、これが結構良かった。なぜなら、前の持ち主が、いろいろとメモを残してくれていたからだ。たいていの場合は、新品に近いものが欲しいと思うだろうが、この手の資料の場合、先人が記録してくれたメモが、いろいろと自分自身が計画を立てるにあたっての、手がかりとなってくる。従って、新品でなくても良い気がする。ただ、本の作者の立場としては、新品を買って欲しい。印税が入る事によって、今後も増刷されると思うからだ。古本も印税を取るようにすれば良いのにと思う。
もう一つ購入したのが、
「ちゃんと歩ける 東海道五十三次」著者 五街道ウォーク・八木牧夫(山と渓谷社)
これは、袋井を境に、江戸寄りの「東」編と、京都寄りの「西」編に分けてある。新品で購入した。
この本には、ルート上の案内が詳細に書かれている。実際に東海道を歩いている時に、本の記載内容と照らし合わせながら歩いていくと、間違えないで歩けると思う。しかし、課題もあり、ルートを線で追いかけていると、全体のどこを見ているのかがわからなくなる。細部と全体像を交互に見比べないと、実際のルートはわかりにくい。
この本の詳細な記述のある地図を、実際にその場へ持って行けば、すぐに場所が判別できるのかもしれない。しかし、ホテルなどで、事前に翌日のルートの全体像を見たいときなどには、これだけでは少しもの足りない。
帯に短し襷に長し、ということで、結局この二つを組み合わせて交互に見る、ということが正しい使い方になりそうだ。
ただし、スマホを使う人なら、このどちらかで良いだろう。カーナビが発明されて以降、地図を見ながら車の運転をする人がいなくなった。「東海道五十三次」のアプリをスマホにインストールしてしまえば、ナビ代わりの地図はもう不要だ。
スマホ用バッテリー
となると、必要なのは、スマホのバックアップと、予備バッテリーの確保か。本を減らしても、バッテリーを持っていくと、結局軽量化にはつながらないが、全体としてはプラスだろう。
東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ
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