大江戸線延伸部の地上道路である補助230号線大泉二丁目地区で街路築造工事が始まりました

遺跡の発掘工事が行われているため、道路工事が先延ばしになるのではないかと心配しておりましたが、先に白子川寄りの大泉二丁目地域で街路築造工事を始めるようです。

前年、土支田通り交差点から大泉学園町よりの部分が同様の工事に入り、前年中に完成しております。同様に、大泉二丁目についても、遺跡発掘工事と並行して、大泉学園町よりの道路整備を進める模様です。

長久保から光が丘へ抜けるときに利用する、土支田通り交差点は渋滞が日常的に起きています。

また、大泉二丁目周辺では、子どもたちが通学路として使う細い路地を車が走り抜け、大変危険な状況です。

外環自動車道から土支田通り交差点まで開通すれば、光が丘や笹目通りまで、一直線の道路が完成することになります。

慢性的な渋滞が起きる大泉学園通りですが、補助二百三十号線が出来れば、大泉町、大泉学園町を裏道として利用する車の流れが大幅に変わり、渋滞や事故が発生しにくくなると思われます。

既に道路が開通済みの土支田地区では、新しい住宅が建設されて、人口が増えているせいか、光が丘駅と土支田地区を結ぶ循環バスも増便しています。

何もなかった道の両脇にも、スーパー、コンビニ、レストランや介護施設などが、続々と建設されています。

今後、道路が出来ることによって、大泉町駅予定地周辺、大泉学園町駅予定地周辺も開発が急速に進むことでしょう。

特に大泉町駅周辺は外環自動車道、関越自動車道へのアクセスも良好ですから、どのように開発が進むのか楽しみです。

大泉町駅に高速バスの発着所やバス停が出来れば、都内全域から大江戸線で移動し、外環自動車道を経由して、関東各方面へ向かう西の玄関口となることができます。

東京都の担当者が、大泉町駅を東京の西の玄関口として位置付け、設計をすれば、東京都心部の渋滞緩和にもつながります。

バス停を作ることは、地下鉄を掘ることと比べて、比較にならないほど容易なことですので、ぜひ検討してほしいものです。

大江戸線の延伸は、大泉学園町周辺の通勤事情を劇的に改善します。

特に閑静な住宅街が広がる大泉学園町は、都内でも有数の住宅街に変貌を遂げることでしょう。

路線が開通すれば、地価も上がり、固定資産税も上がり、税収も増えます。

オリンピックのための公共工事も今年後半には終了しますので、いよいよ大江戸線延伸工事が加速しそうです。

大泉二丁目地区の街路築造工事の終了予定は9月下旬です。