カフェインレスコーヒーとノンアルコールビールは良く似ている
カフェイン断ちをして、ひと月半。特に飲みたい気持ちが起きるわけでもありませんが、スーパーでカフェインレスコーヒーというものを見かけたので、試しに飲んでみました。
目次
カフェインレスコーヒーを買ってみた
カフェイン断ちの時に頭痛に悩まされたので、特に自分から積極的に飲むことはしていません。
でも、スーパーで買い物をしている時に、カフェインレスのコーヒーが置いてあったので、どのようなものか試しに買ってみました。
購入したのは、カフェイン97%オフの製品。
インスタントコーヒーではなく、ペーパードリップを使用して自分で入れるものです。
カフェイン97%カットなので3%のカフェインが残っている
3%はカフェインが残っているとのことですが、ほとんど影響はないだろうと思っていました。
カフェイン0%の物が無く、立ち寄ったスーパーには97%オフの商品しかありませんでした。
インスタントコーヒーであれば、0%の物もありましたが、ドリップ式は購入したものしかありませんでした。
カフェインレスのインスタントコーヒーがこんなにも多く商品化されていることに今まで気づきませんでした。昔はなかったと思うので、カフェインの及ぼす影響に人々が気づきつつあるのかもしれません。
酔わないビールにも似ている
飲んだ感想ですが、ノンアルコールビールを飲んだ後のようです。
お酒のようだということではなく、アルコールの入っていないビール味の飲料を飲んだときのような気分でした。
ビールを飲んだ時には、飲み終わった後、全身にアルコールが回り、程よいふわふわ感が体に満ちてきます。
杯を重ねると、そのふわふわ感はさらに高まり、いつしか酔いつぶれていきます。
ノンカフェインのコーヒーの場合には、飲んだ後も麦茶を飲んだ後のような感じです。
カフェインを飲んだ後は、アルコールの時と異なり、明確に意識が変化するということはありません。
なにかが足りない感じがしているけれども、味は確かにコーヒーの味がします。
この違いはなんだろうと思いますが、カフェインレスのコーヒーであることを言われずに飲んでいれば、気がつかない程度の変化です。
しかし、実際にはカフェインの影響は確実にあります。
カフェインの影響は、徐々に視神経に影響を与える、ということがこの後にわかりました。
目の神経がジリジリした感じ
飲んでいる時、飲んだ直後は、なんの変化もありません。
普通のコーヒーと味もほとんど変わらないので、これはいいものを見つけたと思いました。
しかし、徐々に視神経に張り詰めた感じが起きてきました。
カフェイン切れの時に起きていた眼球の痛みにも通じる事前の前ぶれです。
私は長年、この痛みを眼精疲労によるものだと思い込んでいましたが、これがカフェイン中毒の禁断症状であることに、つい先日カフェイン断ちをして初めて気が付きました。
ここひと月半ほどの間、カフェインの入った飲料は飲んでいなかったので、この症状は全く出ませんでした。
このジリジリとした痺れにも似た感覚は、以前の記憶からおそらくカフェインの影響であると思いました。
このひと月半の間に忘れていた感覚が蘇ってきました。
それ以前は、毎日のように襲われていた視神経のジリジリした感覚と、その後に続く眼球の痛みです。
3%でも感じるカフェイン
アルコール分0.5%のビールでも、アルコールが入っていることに気がつくように、カフェインがほんの微量入っているカフェインレスコーヒーでも、その影響は確実にあります。
今回はカフェインの含有量が通常の3%しかないので、それほどではありませんが、カフェインが入っていると体に影響を及ぼすことを、改めて実感しました。
これまでは、このジリジリ感が出るとその後からしばらく眼球の裏側や後頭部などが痛くなってきます。
でも、この時はそこまで酷くはなりませんでした。
少しの間眼球を揉みほぐしたくなりましたが、やがて、痛みはうっすらと和らぎました。
もしもカフェインレスコーヒーを飲むのであれば、カフェイン0%の製品を選ぶべきだと思いました。
しばらくカフェインレス生活を送っていると、少しの量でも体が反応します。
そんな忘れていた不意打ちを避けるためにも、カフェイン含有量はよく確認すべきと思いました。
97%のカフェインレス製品を購入しましたが、当面またカフェイン断ちをするつもりです。