夢の先、夢の続きはどこへむかうのだろう
昔々、保険業界で働き始めたころ、同じ部で働いていた先輩が本を出版されたことがありました。仕事に関係のある内容であれば、どのような職場にでもあるお話ですが、本の内容は仕事とは全く関係のないミステリー小説。文学賞を取ってデビューしたということではなく、出版社への持ち込みで出版されたのだったと思います。
それから二十年以上がたち、どうされているだろうと、ふと思い出しました。
本名ではなくペンネームで書かれていたことは憶えていました。しかし、失礼ながらどちらのお名前も失念しておりました。しかし、本の題名は印象的だったので、すぐに思い出すことが出来ました。
今はネットという便利なものがあるので、アマゾンで簡単に検索することが出来ます。すると、作品の数々がリストとなって出てきました。
その後、いくつものミステリー小説を出されているようです。
何十冊もの本を出版し、夢描いていた作家になられて、もう二十年以上。書評の欄には読者の方からさまざまな書き込みがされています。良いこと悪いこと、悪評、褒めるもの。
良かった、と思いました。
嫌よ嫌よも好きのうち、ではありませんが、愛情の対称にあるものは無視。親の関心を引くためにわざと悪いことをする子どもではありませんが、感情が動いているという意味では、好きも嫌いも同じ。人を動かすエネルギーを生み出しています。善悪、陰陽、神悪魔、明暗、昼夜。それぞれのエネルギーを得て前に進んでいく。
夢の先、夢の続きはどこへむかうのだろう
つい最近、つかまり立ちを始めた私は、そんな話を伺ってみたいと思いました。